内科のメモ帳

ずぼらな覚え書き

ユーザ用ツール

サイト用ツール


dz:nmd:bmd

BMD

  • becker
  • ジストロフィン異常症の軽症型
  • 本質的には同じ遺伝子異常による類縁疾患
  • 臨床的にDMDでは13歳以前に,BMDでは16歳以降に車椅子依存
    • 13~16歳の間で車椅子に依存となる場合は,中間型と呼んでいる
    • 20代でも自力歩行はしばしば可能である.
    • 診断技術の改良により,30歳以降に発症し60歳代でも自力歩行可能である症例が見つかる様にっている
  • 骨格筋障害が軽い一方,拡張型心筋症による心不全が一般的な死因
  • 平均死亡年齢は40歳代中頃.
  • DMDとBMDの違いは frameshift 仮説で多くは説明可能
    • エクソン単位の欠失・重複の合計塩基数が3の倍数かどうか
      • DMDの場合には3の倍数でない(out-of-frame)
      • BMDの場合には3の倍数となる(in-frame)
dz/nmd/bmd.txt · 最終更新: 2022/10/07 by admin

Donate Powered by PHP Valid HTML5 Valid CSS Driven by DokuWiki