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顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー FSHD
- 常染色体優性遺伝(AD)
- 第4染色体テロメア近傍の 3.3kb リピート配列(D4Z4)短縮
- D4Z4遺伝子配列のリピートが10以下となると疾患と関連するとされる
- 短くなればなるほど症状が重度になる傾向にある
- 原因遺伝子そのものは未特定
- そのため,現在も遺伝子診断にはサザンプロット解析が行われる
- 28kb以下のバンドとして認識される
- 10万人に5人程度の有病割合で,筋疾患の中では多い
- 翼状肩甲,ポパイの腕(肩甲帯筋萎縮)
- 顔面筋罹患
- 非対称性の骨格筋罹患
- 滲出性網膜炎(Coats’病)
- 難聴をきたすことが多い
参考
- 顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー 臨床神経 2012;52:1154-1157 J-Stage
dz/nmd/fshd.txt · 最終更新: 2022/10/13 by admin