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pe:ne:muscle_weakness

筋力低下 muscle weakness

  • 握力は簡便に上肢遠位の筋力の経時的定量評価が可能な指標であり,外来で有用である
  • 神経筋疾患においては,徒手筋力テスト MMTでの評価が基本である
  • 以下では脳卒中診療などで有用な簡易なものを列記する

簡易的なスクリーニング

上肢Barre徴候閉眼のうえ,肩関節を90度屈曲し,肘関節・手関節・DIP/PIPすべて伸展位とする.
回内落下でなくとも,窪み手や小指だけ離れる場合(第5指徴候)も陽性ととる.
Mingazzini上肢試験と同義.
Mingazzini下肢試験仰臥位で両側股関節90度,膝関節90度に屈曲し,閉眼してもらう.
その状態で下降の左右差を評価する.
下肢Barre徴候腹臥位で膝関節を90度屈曲させ,しばらく観察し,下降の左右差を評価する.
しゃがみ立ち何度かしゃがみ立ちを繰り返してらもう.
近位筋の筋力低下が強ければ,登攀性起立を認める(=Gowers徴候)
爪先立ち下肢遠位の筋力低下に有効
pe/ne/muscle_weakness.txt · 最終更新: 2022/11/04 by admin

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