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dz:hem:hit

HIT

  • ヘパリン使⽤後5〜14⽇で⾎⼩板減少(15万/mm³以下)
  • HIT抗体が検出される.
  • 動脈,静脈に限らず⾎栓塞栓症状が肺,四肢,⼼臓,脳等に出現する.
  • 急性期には
    1. ヘパリン中⽌
    2. ⾎栓塞栓症状がなくてもヘパリン製剤に換わる抗⾎栓塞栓療法(トロンビン抑制剤:アルガトロバン)を開始
    3. ⾎⼩板が回復した後はワーファリンに切り替え
  • HITでは,重篤な⾎⼩板減少例は少なく,出⾎症状を呈することも稀
    • むしろ⾎⼩板活性化 ⇒ トロンビン過剰産⽣ ⇒ ⾎栓塞栓形成が病態の中⼼である
    • 出⾎予防⽬的の⾎⼩板輸⾎は禁忌である.
dz/hem/hit.txt · 最終更新: 2022/10/07 by admin

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