内科のメモ帳

Brunner-Munzel 検定

MWM testとは違い，分布が同じことは仮定しない¹⁾
「両群から一つずつ値を取り出したとき、どちらが大きい確率も等しいという帰無仮説を検定」する
- 等分散性，正規性いずれも前提とする必要がないのが強み
- 分布が同じことは仮定せず「とりあえず両群から一つずつ値を取り出したときどちらが大きい確率も等しい」という帰無仮説を検定する

とりあえず

平均値の検定には Welch，中央値の検定には Brunner-Munzel を使い分けるというのがいいのかもしれない。

参考

https://okumuralab.org/~okumura/stat/brunner-munzel.html

¹⁾

Edgar Brunner and Ullrich Munzel, ``The nonparametric Behrens-Fisher problem: Asymptotic theory and a small-sample approximation'', Biometrical Journal, Vol. 42, pp. 17-25 (2000).