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Barthel Index (BI)
- 国際的なADL評価スケールの1つ.他には FIM score などがある.
特徴・概要
- 全10項目で「できるADL」を評価する減点方式
- 100点満点,最低 0点.各項目 0点〜15点.
- 移動系・トイレ関連の項目の配点が高い(基本ADL重視)
- 移動系で30(歩行15-移乗15)
- トイレ系で30(トイレ操作10-排便10-排尿10)
- 採点が簡便で時間がかからないが,細かい能力は把握しにくい
- 部分介助の解釈が評価者によって一致しないことがしばしばある
- 補助具を使用していたとしても,操作が全て独力で可能なら,自立(項目別で満点)として扱う。
得点の内訳
- 食事:10(自立・標準時間内)-5(部分介助)-0(全介助)
- 移乗:15(自立・車いす操作可)-10(部分介助/監視)-5(座位可だがほぼ全介助)-0(全介助or不可)
- 整容:5(洗面・整髪・歯磨き・ひげ剃り自立)-0(部分介助〜不可)
- トイレ:10(衣服操作〜後始末まで自立)-5(部分介助)-0(全介助または不可)
- 入浴:5(自立:シャワーのみも含む)-0(部分介助〜不可)
- 歩行:15(45m以上独歩)-10(45m以上の介助歩行/歩行器)-5(車いす自走で45m以上)-0(その他)
- 階段:10(昇降自立:手すりや杖・段数は不問)-5(介助または見守り)-0(不能)
- 更衣:10(自立/靴・ファスナー・装具着脱を含む)-5(半分以上可,部分介助で標準時間内)-0(その他)
- 排便:10(失禁なし,浣腸・座薬の取り扱い可)-5(時に失禁.坐薬取り扱いに介助)-0(その他)
- 排尿:10(失禁なし,尿器取り扱いも可能)-5(時に失禁.尿器取り扱いに介助)-0(その他)