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有酸素運動
有酸素運動の概要
- 長い時間継続して行なう運動を指す.- 具体例:ウォーキング,ジョギング,エアロビクス,サイクリング,水泳など
 
- 運動中に筋収縮をさせるために必要な ATP を酸素とともに作り出すことから有酸素運動と呼ぶ- 体内に貯蔵されているグリコーゲン量には限界がある- そのため長時間の運動を行う場合,骨格筋のグリコーゲンのみでエネルギーを賄いきれない
 
- 長時間運動をするさいには体脂肪を分解してエネルギー源にする方法に切り替わる- この体脂肪分解には大量の酸素が必要となる
- 結果として,酸素を取り込みながらエネルギー源を産生することになる- これが「有酸素」といわれる所以
 
 
- 体脂肪は一定量以上体内に貯蔵されている- そのため酸素が供給され続ける限り,エネルギーを産生し続けられる
 
- 運動で体温が上がった方が体脂肪の燃焼が起きやすい,とされる- 体脂肪はリパーゼによって遊離脂肪酸となり筋肉に運ばれミトコンドリアで分解されATPとなる
- リパーゼは体温が高くなることで活性が高まる
 
 
無酸素運動
- 短い時間で強い力を発揮する運動を指す.- プッシュアップ,スクワット,ダンベル運動など筋力トレーニングや短距離走など
 
- 骨格筋のグリコーゲンを使用し,酸素を使うことなくエネルギーを作り出す
- 筋肉を鍛えることで,基礎代謝を増やすことが主な目的となる