遺伝性 | CACNA1S(Caチャネル)遺伝子変異など.発症は5歳から20歳で,発作間欠期は筋力低下やCK上昇を認めない. ミオトニー放電はなく,間欠期の運動試験 prolonged exercise test で振幅漸減(40%)を認める. |
二次性 | 甲状腺機能亢進症,アルコール多飲,カリウム排泄性の利尿剤,カンゾウ(甘草)の服用, 原発性アルドステロン症,Bartter症候群,腎尿細管性アシドーシス,慢性下痢・嘔吐 |
Prolonged exercise test | 長時間運動負荷(15~45秒ごとに3~4秒の短い休息を入れながら,2~5分間の負荷)後に最初は1~2分毎,その後は5分毎に,30~45分にわたってCMAPを記録する.一般に40%以上のCMAP振幅・面積の低下がある場合異常と判定する2) 3) |
遺伝子検査 | SCN4A(骨格筋型Naチャネルαサブユニット)の変異を認める.変異の仕方によっては高K性周期性四肢麻痺や先天性筋無力症 CMSの原因にもなる |