目次
淡蒼球障害
両側淡蒼球を犯す毒物・中毒症
両側淡蒼球がTIWI高信号となる疾患
参考文献
淡蒼球障害
両側淡蒼球を犯す毒物・中毒症
CO中毒 CMI
シアン化物中毒
マンガン中毒
トリクロロエタン(タイプライター修正液吸引)
窒素ガス
コカイン・ヘロイン・MDMA・オピオイド
両側淡蒼球がTIWI高信号となる疾患
肝性脳症
(T1WI高信号,T2では変化なし)
Ca・P代謝異常(副甲状腺機能低下)
栄養障害
HIV脳症
低血糖
脳症
低酸素脳症(低酸素に非常に敏感)
マンガン蓄積(IVH長期)
両側淡蒼球病変としては
生理的石灰化
も多い
松果体,淡蒼球,手綱交連,小脳歯状核は生理的石灰化が起こりやすい
神経線維腫 I 型では NF 斑と呼ばれる T2WI斑状高信号を脳幹,小脳白質,小脳脚,基底核(特に淡蒼球)が生じ,その後TIWI高信号となる
参考文献
神経内科疾患の画像診断第2版