目次

脳腱黄色腫 CTX

概要

疫学

検査

採血血清コレスタノール高値が重要(本邦ではSRLで測定可)
本邦の全国調査では 21.1±10.5 μg/mL(±SD),健常者は 2.35±0.73
脳 MRI 画像 両側性に小脳歯状核,小脳脚,淡蒼球,皮質脊髄路(内包後脚など),脳室周囲白質に T2WI/FLAIR high(T1WI low)
頻度は歯状核が 63%~79%,皮質脊髄路が 33%~86%,淡蒼球が 5%~86%,脳室周囲白質が 20%~100%と報告されている4)
脊髄MRI 頚髄~胸髄の側索・後索に T2WI 高信号を認めることもある(症状としてミエロパチーを呈する)
NCS 軸索障害も脱髄も報告がありどちらが主体かは評価が一定しない.神経生理学的検査でのみ検出される潜在性障害も含めると 41%~79%と高頻度に認められる.

治療

参考

1)
コレステロールに類似した構造を示す物質
2)
先天性ステロール蓄積症