脳死判定
最も侵襲度の高い「無呼吸テスト」を最後に行うのが重要な点
身体所見 ⇒ 平坦脳波確認 ⇒ 無呼吸テスト ⇒ 6時間以上あけて全て再テスト
以下の順序で行う
深昏睡の確認(顔面への疼痛刺激)
瞳孔散⼤固定の確認(直径 4mm 以上で刺激への反応がない)
脳幹反射消失の確認
咳反射:気管内チューブにカテを入れても咳き込まない
角膜反射:角膜を綿で刺激し瞬目しない
前庭反射:耳の中に冷水を入れても目が動かない
対光反射:縮瞳しない
咽頭反射:のどの奥を刺激して嗚咽反応なし
眼球頭位反射:頭を左右に振っても眼球が動かない(=人形の目)
毛様脊髄反射:顔面に痛みを加えても,瞳孔が大きくならない
平坦脳波の確認
電気的に最も精度高く測定しても脳波を検出しない
⾃発呼吸消失確認(無呼吸テスト)
人工呼吸器を外して一定時間経過観察
6時間以上経過した後,一連の検査