Roving eye Movement
意識障害患者において,眼球が左右にゆっくり動く現象
「眼球彷徨(がんきゅうほうこう;roving eye movement)」と呼ぶ
代謝性脳症による半昏睡状態でしばしば観察される.
特に意識障害が進⾏する過程や,回復する過程でみられ,昏睡状態に移⾏するにつれ消失する.
障害部位特異性はないが,脳幹機能がまだ保たれていることを⽰唆する.
cf.
Ocular bobbing