HIT
ヘパリン使⽤後5〜14⽇で⾎⼩板減少(15万/mm³以下)
HIT抗体が検出される.
動脈,静脈に限らず⾎栓塞栓症状が肺,四肢,⼼臓,脳等に出現する.
急性期には
ヘパリン中⽌
⾎栓塞栓症状がなくても
ヘパリン製剤に換わる抗⾎栓塞栓療法(トロンビン抑制剤:アルガトロバン)を開始
⾎⼩板が回復した後はワーファリンに切り替え
HITでは,重篤な⾎⼩板減少例は少なく,出⾎症状を呈することも稀
むしろ⾎⼩板活性化 ⇒ トロンビン過剰産⽣ ⇒
⾎栓塞栓形成が病態の中⼼
である
出⾎予防⽬的の⾎⼩板輸⾎は禁忌
である.