目次
Guillain-Mollarret triangle
概要
遅発性軟口蓋ミオクローヌス
参考文献
Guillain-Mollarret triangle
目次
Guillain-Mollarret triangle
概要
遅発性軟口蓋ミオクローヌス
参考文献
概要
いずれかの部位の障害で
軟口蓋ミオクローヌス
をきたす
模式図
radiopaedia
ギランモラレ三角
1)
小脳歯状核だけ逆側
右
小脳歯状核 ⇒
左
中脳赤核 ⇒
左
延髄下オリーブ核 ⇒
右
小脳歯状核
左
小脳歯状核 ⇒
右
中脳赤核 ⇒
右
延髄下オリーブ核 ⇒
左
小脳歯状核
ギラン・モラレの三角ループの
どこかが障害
されると,
下オリーブ核の仮性肥大
をきたす
神経細胞は突起が太く不整に伸びる
その周囲では肥はん型アストロサイト(
画像
)が増生し髄鞘も減少する
遅発性軟口蓋ミオクローヌス
軟口蓋ミオクローヌス palatal myoclonus
軟口蓋の不随意的なリズミカルな収縮; involuntary rhythmic contractions of the soft palate
眼球・口腔咽頭・横隔膜のミオクローヌスを伴うこともある; sometimes accompanied by ocular, oropharyngeal or diaphragmatic myoclonus.
患者は一般に「カチカチ」という可聴音を訴える; an audible “clicking” sound
口蓋ミオクローヌスは睡眠中も持続することが多く,Movement Disorders の中では例外的
.exceptional among movement disorders, because it often persists during sleep
橋出血や橋梗塞の後,数ヶ月ほどして生じる
「のどの違和感,飲み込みにくさ,耳鳴り」
軟口蓋振戦 palatal tremor と呼ばれることもある
片側病変であっても症状は両側性に観察されることが多い
参考文献
伊藤 彰紀, 大都 京子, 坂田 英治, いわゆる「Guillain-Mollaret's triangle」の障害 -Rhythmic ocular myoclonusの再検討を中心として-, Equilibrium Research, 1987, 46 巻, 4 号, p. 319-330,
J-stage
Bhavpreet Dham.
Neurology
. July 25, 2011 e-Pearl of the Week: Palatal myoclonus
Neurology
1)
小脳歯状核 ⇒
反対側
の赤核(中脳) ⇒ 赤核と同側の下オリーブ核(延髄) ⇒ 下オリーブ核の神経細胞が
反対側
の小脳歯状核に投射